
ももいろクローバーZのライブDVD「サマーダイブ2011 極楽門からこんにちは
」がとても素晴らしいので、以前ツイッターで感想を書いたものをまとめてみた。
今ももいろクローバーZを見ずして何を見る!?エンターテインメントという枠をも越えて、強烈な魅力を放つももクロ。その真骨頂はライブだ。この「サマーダイブ2011」は、ももいろクローバーが現在の5人体制「ももいろクローバーZ」になって最初のライブDVD。それ以前のライブと比べても格段に大きくなっていることを感じる。
では、以下、曲ごとに感想を。↓
まさに遊園地のヒーローもののパロディの小芝居でライブ開始。ワルモノがファンたちのカラフルなTシャツを白と黒に染めてしまおうとする。そこにかなこの「待ちなさーい!」の第一声。ももクロ登場!アガる!かなこは本物のヒロイン気質。
白黒のパンダに似た「ものクロ帝国」のボス、カッコいいカワイイ。こういう芸の細かいところもももクロの魅力の1つ。
そしてやっとライブ本編が始まる。
「Z伝説〜終わりなき革命〜」
ヒーローもののパロディーで遊び心溢れるイロモノ曲なんだが、ももクロが歌うと途端に説得力を帯びる。かなこが「絶対諦めないウィーアー!」って叫ぶとすっごい迫力!ほんとヒロイン。
戦隊ものみたいな衣装もカッコいいしカワイイ!
「CONTRADICTION」
最初は苦手だったけど、ももクロの熱い部分、突っ走る面が前面に出てて今はいいと思う。
「D’の純情」
激しく情熱的!れにちゃんの激しく踊り狂うダンスが一番映える曲な気がする。
「ピンキージョーンズ」
名曲過ぎる。ももクロの看板鉄板代表曲。ひねりがありつつもリアルで胸が熱くなる。「逆境こそがチャンスだぜ」と毎回励まされる。ぼくが初めて聞いたのもこの曲。ガニ股のヘンなダンスとメロディが妙に気になったのが全ての始まり。一聴して名曲だし、繰り返し聴くと深くて更に好きになる。
自己紹介。水分補給を大きなヤカンからこぼしながら口飲み。
「天手力男」
最初は変な曲だな〜なんて思ってたけど、聴けば聴くほどハマる。めっちゃ名曲じゃん!ダブっぽい複雑なリズムのAメロから、とぼけた感じのBメロ、そして突き抜けてキャッチーで涙腺刺激なサビで一気にカタルシス!ほんとすごい曲。ダンスもせわしくて熱いし可愛い。ピンキージョーンズといい、作曲のNARASAKIさんすごい!
「ミライボウル」
クルクル変わる凝った展開に最初は戸惑ったけど、大好き。ミュージカルっぽい。しおりん、定点でのハンドスプリングきれい、サビのフリも好き。
「ワニとシャンプー」
私事ですがぼくも夏休みが終わっちゃう悲しみを歌った「今日から夏休み」って曲を作って冬休み春休みにも使い回してたけど(笑)、そんなんよりずっといい曲。笑
「キミとセカイ」
最初苦手だったけどいい曲だ。エレキ歌謡、歌謡ロックあるいはピンクレディーみたいないかがわしい良さがあってカッコいい。
「気分はSuperGirl !」
カバーで元曲を知らなかったんだけど、自分が知らなかったいい曲って世の中にたくさんあるんだな。「だけど心なんてとっくに決まってる いつも 私なりにマジで直観を信じて行く」という歌詞が身につまされる。
ダンスも好き。特に最後のへん。特にしおりん。
「ももクロのニッポン万歳!」
ライブだと最後の東北のももかが歌うところがグッと来る。ももクロマジック。それにしてもぼくは中部出身だけど、山梨を中部扱いするのを一度も聞いたことがないんだけどなあ。
「Believe」
ダンスがクールでカッコいい。カバーだがももクロの定番としてモノになってる。
「キミノアト」
キミってのがぼくじゃないことが、僕が遠くへ引っ越してしまったことを歌ってくれた歌じゃないのが切ない、マジで。片思いな気分。笑
「全力少女」
ももクロを表す言葉にもなってる。れにちゃんが目立つ部分が長いのが嬉しい。あーりんのハラハラドキドキは相変わらずアイドル感いっぱい☆
Disc1終わってDisc2へ。
4ヶ月後に埼玉スーパーアリーナで予定されている「ももいろクリスマス」の告知。
「Chai Maxx」
熱い闘志Maxx!! ババンババンバンバンなどドリフ踊りすらカッコ良く見せてしまうのがももクロ。ガニ股など三枚目な動きをイカしたダンスに昇華させたももクロは美的価値基準の変革者。振り付けのユミ先生もももクロの立役者の最重要人物。
個人的に、格闘技なこの曲を両国国技館でプロレス中に生で見れたことはいい思い出。
「行くぜっ!怪盗少女」
ひねくれているのにリアル。難解なAメロとキャッチーなサビ。ピンキージョーンズと並ぶももクロの2大代表曲だろう。作者前山田健一さんの作品の中でダントツにいいと思う。
「ココ☆ナツ」
サビがほぼココココーココココ…だけなど、遊び心以外を思い切って排除したのが新しい。一線を越えたおふざけもももクロの特徴。
「スターダストセレナーデ」
最初はオーソドックスな曲だなあなんて思ってたんだけど、いやいや、これは感動的な良曲!夢とか未来とか眩しいステージを自ら切り拓く。ももクロ自身のことを歌ってるから、ももクロが歌うとすごい説得力!スターダストプロモーションの社歌にすべき。しないならうちの。笑
「オレンジノート」
これはヤバい歌ものの名曲!高城れにちゃんも1番好きと公言してる。「叫びたい ただ叫びたい」こういう言葉がももクロにはよく似合う。股旅が仁義を切る仕草がダサカッコいイ!
ENCORE
「走れ!」
これはとんでもない名曲!勇気が出る。胸が熱くなる。涙流して走り出したくなる。終盤のかなこが胸に手を当てて目をつぶって切々と歌うところ、余りにも伝わって来る!かなこの歌の切実性はマジック。いい歌い手さんだ。
ひたすら前を向いて進み続けるももクロには今更あり得ないかも知れないけど、A面でシングルカットしちゃえよマジで!そしてこの作者さんたちにまたももクロの曲を作って欲しい!
「コノウタ」
いつものようにあーりんの「ハ〜イハ〜イハイッ!」から始まる。名曲中の名曲!歌詞もメロディもたまらん。「この歌 キミに届け まだちょっと拙いけど 〜略〜 この声届かなくても 何度でも歌い続けるよ」。この情熱こそももクロだと思う。声枯れちゃっても歌い続ける。踊り続ける。一生懸命伝えようという情熱。それも生半可な覚悟じゃなく。
ももクロの最高傑作だと思う。オレンジノートといいコノウタといい、作詞作曲のツキダタダシさんすごい!ももクロにもっと曲を提供して欲しい!
「ツヨクツヨク」
熱く感動的なフィナーレ。カバーだけどちゃんと自分たちの歌になっちゃってる。最後にももかが転んでしまって「あーw、こけた。笑」もいい味。
エンディングの挨拶もメンバーの真っ直ぐな人柄が溢れ出ていて心に響く。周囲への感謝の気持ちが伝わって来てグッと来る!ライブ途中でも何度も深く長ーく頭を下げる。深く感謝してくれてるのも素敵。
「ショートカットしおりんだよぉ☆」「あーりんだよぉ☆」が笑える。最後にかなこが「この手離さないで!」。離さないよ!離すわけないよ!
そして鳴り止まないアンコール!予定調和じゃない本物のアンコール。
熱狂のアンコールの中、「サマーダイブ」を「サマードライブ」と間違えてしまったアナウンスの女性、ももクロがもっとブレイクしたとき、みんなに武勇伝として語れるよ!笑
アンコール鳴り止まぬも時間無く、ステージに出られないメンバー。出たい!と後ろ髪引かれるしおりん。もう一度みんなに会いたいと泣くももか。歌えなくてもいいかた出たいと眉に力入るあーりん、地声でもいいから、と。ももクロは本気でステージや客のことが好きなんだな。だからこそ、あの説得力。
そしてメイキング。
ライブの朝、キャンピングカーから出て来たメンバー、めっちゃ目ぇ腫れてるじゃん!笑。ほんとに起きてすぐの寝起きだな。こうして見るとみんな本当に若いなー!しおりん食い過ぎて後悔。笑
メンバーに放水銃みたいなので水ぶっかけられるマネージャー川上さん、次のカットでTシャツ変わってるじゃん?濡れて着替えた後またぶっかけられたってっこと?笑
会場のキャパを聞かされてその大きさに驚くメンバー。これと同じ場面よく見る。毎回大きくなっていく会場に緊張した面持ちに。ももクロって本当に今まさに大きくなって行ってる只中なんだなー!
急遽増やした芝生エリアの立ち見席。ももクロ自身が鎌持って草刈り。横浜ブリッツで知り合ったももクロファンの方にこのよみうりの芝生席の自撮り写真見せてもらったことあるけど、そんなスペシャルな席だったのか!羨ましい!
レッスンも楽しそうだなあ!見学したい。腹筋競争やちゃり乗るシーン見てて不思議なのは、ダンス得意そうなももかやあーりんが意外に運動神経良くなさそうだったり筋力無かったりすること。あんなにダンス上手いし激しいのに。また別物なんだね。かなこの運動神経、筋力、闘志はやっぱさすが。
メイキング見るとライブ前、メンバーみんなすっげー緊張してることに驚く!ステージ上の彼女らはあんなに堂々としてオープンでグイグイと客を引っ張り上げてくれるのに。つくづく大物。そしてこのライブの開幕直前の瞬間でDVDは終わる。つまりッDVDの最初へと繋がっていく…。
これは素晴らしいライブDVD。見終わった途端また最初に戻して繰り返し見てしまう。
ももクロの魅力は、個性的かつ野心的な楽曲とダンスと見せ方、それにメンバーそれぞれの強烈で真っ直ぐなキャラクターにある。それは実に楽しく、見る者聞く者を元気にしてくれる。そしてそれはもはや単なる娯楽の域を越えて、生活に欠かせないもの、人生に無くては耐えられないもの、とすら思わされてしまうほどの魔力を持っている。これはつまり、ももクロが時代の要請であるということだと思う。
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